夢をいっぱいにつめた新築住宅には、様々なこだわりが反映されていることも少なくありません。家づくりに詳しい人たちなら特に細部までこだわりたいと考えますので、きちんと予算を決めて動かないといつの間にか大幅に超えていたという事態も発生します。マイホームづくりではメンテナンス面まで考えて作る人はあまりいませんが、実はメンテナンスを事前に考えておくことがとても重要であり、後悔を減らすポイントにもなります。メンテナンスがあまり必要ではない耐久性に優れた材料を取り入れると、年数が経過しても特に費用をかけてお手入れをする必要がありませんので、長い目で見ると安く済む可能性大です。
その時だけの費用で見てしまうと、すぐにメンテナンスや修繕が必要になって後悔するかもしれません。また、少しの金額の差でグレードを落としてしまって、性能面に大きな差があることに後から気づくケースも多いようです。やはり新築の家では予算と性能のバランスを見ることが重要であり、性能面のチェックをおろそかにするのは後悔する原因となります。具体的に新築の家でよく耳にするのが、外壁の劣化が早くてすぐにメンテナンスが必要になったというケースや、子供が壁紙に傷や汚れをつけやすくて汚れも落ちにくいというケースです。
壁紙も汚れを落としやすいのなら多少は我慢できますが、落ちにくくてどんどん見た目にも劣化していくようなら、たった数年でも張替えが必要になります。