注文住宅が建つまでにかかるお金を調べてみると、まずは土地購入に費用が発生します。土地代は地域や場所によってずいぶん違いがありますので、購入したい地域の相場を押さえておくと良いでしょう。人気のエリアでは土地代だけでもかなり大きな額が必要となり、土地の購入だけでも計画的に進めないと手に入れることが難しい場合もあります。先に土地を購入したい場合には、不動産サイトをチェックしたり近所の不動産屋に足を運んだりして情報を収集することが大切です。
高いお金を払って手に入れるのですから、妥協せずに理想的な立地の場所を探したいところです。建築工事費では注文住宅の本体工事費と付帯工事費とがかかります。建物本体にかかる費用の他にも、本体以外にかかる費用があるためです。設計料は建築確認申請料と検査費用を指していて、工事監理料はそのほかの申請業務の手数料となっています。
そのほかにも土地に関しては仲介手数料や印紙代、登記費用がありますし、工事関係では地鎮祭や上棟式にお金がかかることも忘れてはいけません。ローンでも手数料と保証料、保険料等が徴収されます。これら以外では、注文住宅を購入した後にお金を確認しておく必要があります。新居への引っ越し代も規模によってはかなり大きな額になり、税金関連では登録免許税や不動産取得税がかかりますので、全てをトータルしてみて全体的にどれくらいの額が動くのかをあらかじめ予測することが大切です。