不動産の取引は金額が大きく、多くの人にとっては、一生に数えるほどの数しか経験しない大仕事です。マイホームの購入は夢であり、目標の一つですが、限られた経験なので、後悔しないように慎重な対応が求められます。その反面、不動産は、ほかの商品と異なり、同じものは二つとないので、迷っている間に売れてしまわないかも心配で、決断力も必要です。 住宅の購入では、一戸建てとマンション、新築と中古、そして注文住宅か、建売分譲などの区別があります。

マンションの場合は、一棟全体を自分で建築する以外は注文住宅はできないので、注文住宅は一戸建てに限られます。 住宅選びのポイントは、立地、広さ、設備などさまざまですが、分譲の場合は、総合的なバランスで、自分の希望に近いものを選びます。一方、注文住宅なら、自分で選んだ立地に、自分でこだわった広さや間取り、設備の住宅を建てることができます。 ところで、土地には、建ぺい率や容積率、用途地域といった制限があります。

 建ぺい率、容積率とは、土地の上に建物を建てる場合の制限で、面積が100平米の土地に、建ぺい率60%なら、土地の上に建物を乗せられるのは60平米まで、容積率が80%なら建物の延べ床面積は80平米までといった決まりです。 また、用途地域では、高層建物の階数規制などがあります。 気にいった土地を見つけたら、購入する前に、自分の希望の設計が可能かどうかを、販売会社に確認しておくと安心です。

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