お子さんが3名以上など家族数が多いご家庭では、注文住宅を建てる際には人数に合わせた室内を設ける方法や、お子さんが幼いことで兄弟で室内を共用していても、後に間仕切りで部屋を個室にできるように仕上げる方法も人気があります。お子さんの成長によって簡単に後からリフォームできるように設計をすることで、後のリフォーム料金を大幅に安くすることに役立ちます。注文住宅故にメリットがある住宅の設備機器では、1階だけではなく2階にもトイレと洗面台を導入する方法もあります。特に朝はトイレを使うタイミングが重なることで家族数が多いと何かと不便を感じてしまいますが、2階に設ける方法であれば朝から快適な生活を送ることが出来るようになります。
後からのリフォームでも設置することはできますが、水回りの設備機器の場合、2階にトイレや洗面台を後から設置するには水圧の問題が出てしまいます。その結果、大掛かりなリフォーム工事になるものなので、注文住宅のメリットを生かして最初から備えることは最善策ではないでしょうか。そもそも給水管や排水管は見えない位置に設置をするものなので、設計段階でプランに入れる方法であれば、後からのリフォームで壁を壊す工事が無くなることにもメリットがあります。バスルームやキッチンとは異なり、トイレと洗面台に関しては重量があまり重くは無い設備になるので、地震による被害を心配する必要性も無くなります。
日頃の掃除や定期的なメンテナンスは増えてしまいますが、家族数が多い場合はメリットの方が大きい施工事例です。