歯科の根管治療にはマイクロスコープが必要

歯の外側はエナメル質です。

その中に象牙質があり歯髄と呼ばれる神経などが入っている部分を覆っています。虫歯は段階的に進行します。エナメル質を溶解しているうちは自覚症状がありません。象牙質まで到達すると飲みものなどによってしみるようになります。象牙質も溶解して歯髄まで到達すると何もしなくても激しい痛みを伴います。このようになった歯は歯科医院での根管治療が必要です。根管治療は、歯の歯髄から歯の根元にある根管まで通っている神経を取り除くことで痛みをなくす方法です。

治療後に神経が少しでも残っていると痛みがいつまでも続きます。今までは感覚と経験によって神経を擦りとっていました。神経は細く、肉眼で見ることは難しいため、器具で何度も擦りとって、取れなくなる繰り返します。長時間になるため患者への負担も大きく、何度かに分けて行う歯科医院もあります。マイクロスコープを使えば、根管まで拡大して見ることができるため神経の有無を直接確認することができます。

マイクロスコープは5倍から32倍程度に拡大することができるので、正確に神経を取り除くには最適です。歯科医師にとっても患者にとっても、短時間で確実に神経を取ることができれば、負担を減らすことができます。また、映像をモニターに映すことができるので複数名で確認することも可能です。マイクロスコープがあることで治療にかかる時間を短縮して、正確さを向上することができれば使わないわけにはいきません。

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