マイクロスコープを使用した歯科治療について

歯科治療において、現在注目を集めているものにマイクロスコープを使用した治療があります。

マイクロスコープとは、医療の世界では耳鼻科、眼科から始まり、その後、脳神経外科、産婦人科、心臓外科でも使用されるようになった手術用顕微鏡のことを指します。歯科においてはまだ全国での設置が2~3%と低いものの、使用することで、これまで経験や勘では不可能だった治療が、より高度なレベルで行うことができるようになっています。マイクロスコープを用いた治療で主なものとしては、まず、精密根幹治療があります。

ここでは、かつては手探りで、手指の感覚だけで行っていた治療が、歯の内部を拡大視できることにより、直接根幹内を見ながら正確に治療を行うことができます。また、細部の治療が可能となったために、治療自体のレベル向上にもつながっています。2つ目としては、精密な虫歯治療ががあります。虫歯の患部を高倍率で直接見ながら治療ができるために、より精密な治療を行うことができ、悪い所のみを削り取ることができます。

削る部分も最小限で押さえることができ、削った部分の封鎖に関しても段差などを無くすことができるために、患者にも不快な思いを与えなくて済みます。3つ目には審美歯科治療があります。ここでは治療に関して違和感の無い美しさが求められることになり、そのために、高い精度が必要になります。通常、審美歯科治療においては30~40ミクロンという高いレベルの精度が必要とされますが、これまでの肉眼に頼った治療では非常に難しくなります。しかし、マイクロスコープを使用することで数ミクロン単位の精度で治療を行うことができ、美しい状態にすることが可能となります。

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