歯科におけるマイクロスコープの活用

歯科の治療というのは、お口の中という限られた空間の中で行われます。

大人の場合は親知らずも含めると32本もの歯があり、それぞれの健康を保たなければいけません。歯というのは、1本1本が小さなものですが、形や役割が異なります。虫歯が進むと、歯は溶かされてしまいます。初期の段階であれば、溶かされる範囲も狭いので、削って詰めることで治せますが、進行すると歯の内部にある神経を取らなければいけません。歯の神経はとても細いですが、歯の中にあるために直接見ながら治療することが出来ません。

歯科医師の経験や勘によって取り除いていましたが、取り残しがあると再発することもありました。そこで、肉眼では見ることが出来ない細かな部位までしっかり確認しながら治療ができるように、マイクロスコープを導入する歯科医院が増えています。マイクロスコープとは顕微鏡という意味で、医療の世界では耳鼻科や眼科などに普及していました。目で見るよりも拡大して見ることができるので、勘に頼ることなく性格な治療ができるのがマイクロスコープのメリットです。

神経の治療だけでなく、詰め物をする際にも、歯との境目がないきれいなものを装着できるようになります。ただ、マイクロスコープというのは、とても高価なため、全ての歯科医院にあるものではありません。使用する際にも、保険外治療という扱いになることもあります。精密な治療を求める患者さんにとっては、本当にいい治療になります。

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